私は小さい頃から生き物が好きで、学生時代は動物園でアルバイトをしていました。子供好きなその姿を見て、共同保育所の手伝いを頼まれたのが福祉分野に入った最初です。そして保育所の仲間と「障害のある方の働く場、居場所が必要だ」と考え、1992年にアパートの1室で通所訓練所「あい」を始めました。その後、補助金の支給や法改正を経て、2006年に現在の就労支援B型事業所ワークセンター「あい」、手作り工房「みらい」となりました。

現在の作業内容は手芸、パッチワーク、編み物、割箸封入などですが、作業中心ではなく、利用者の皆さんが楽しく過ごせる一時をと考えています。そのために「個人の障害・特性に合わせて、できる作業をできる分だけ」を意識して利用者の皆さんのサポートをしています。 「あい」では無理せず、楽しく作業をすることを大切にしています。いつでもお気軽に体験に来てみてください。お待ちしています。

施設長 宮井敏晴